「NPO法人 足もと健康サポートねっと」は、九州圏内の医療関係者と靴業界、フットケアサロン業界などと連携を図ることで、足(脚)に悩みをもった方々の問題解決のサポートを行う特定非営利活動法人です。
「健康は足もとから・・・」
「NPO法人 足もと健康サポートねっと」は、九州圏内の医療関係者と靴業界、フットケアサロン業界などと連携を図ることで、足(脚)に悩みをもった方々の問題解決のサポートを行う特定非営利活動法人です。
最新情報
2024年11月08日 更新
2024年11月17日(日) 12:30〜16:00
「第45回 ふくおか糖尿病教室」に当NPOが参加します
一病災厄「ダイアボティス(糖尿病)」とともに生き生きと
福岡市医師会の主催で、第45回となる「ふくおか糖尿病教室」に前回より引き続いて、当NPOも参加いたします。
参加は無料、当日はNPOとして「靴のチェックと相談」をシューフィッターが担当いたします。
参加費は無料ですが、様々な相談コーナーや講演もあり、皆様のご参加の程をお待ち申し上げております。
2024年10月11日 更新
2024年12月19日(木) 19:00〜20:30
「第7回 六本松フットケアミーティング」開催のお知らせ
生涯歩行をかなえるフットケア&運動の秘訣
福岡市科学館6階 サイエンスホールにて、第7回となる「六本松フットケアミーティング」を開催致します。
今年もリアルでの開催となり、オンライン開催はありません。
当日は多くの笑顔が見られることを楽しみにしています。
また、ご興味のある方へのご案内をどうぞよろしくお願い申し上げます。
講演1 「冬季のスキンケア ~ 足のトラブル予防・乾燥と痒みの深い関係 ~」
座長 : ちこ皮膚科 院長 荒木千津子 先生
講師 : たけのしたクリニック 看護師 井上順子 先生
講演2 「足の健康を支える二つの柱 ~ 有酸素運動 VS 筋力トレーニング ~」
座長 : たけのしたクリニック 院長 竹之下博正 先生
講師 : 小野原潤 先生(筋トレ有力派) 前田病院 美容筋肉課 課長
演題名 : 「楽に歩くためには、筋トレ」
講師 : 松田拓郎 先生(有酸素運動有力派) 福岡大学病院 リハビリテーション部 健康運動指導士
演題名 : 「生涯歩行実現に有酸素運動が選ばれる理由」
ディスカッション : 講演2の振り返りと意見交換
参加費 : 無料(席数の200人まで参加可能・今回はウェブなどでのオンライン中継はございません)
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-4-30 天神西江ビル6F
TEL:092-401-5755(平日10:00~17:00 土日祝休み)
E-mail: contact@ashimotokenko.com
「足もと健康サポートねっと」って何?
足の健康は全身の健康維持の基礎となります
近年、糖尿病の増加が問題になっていますが、足壊疽の発生、そして切断を余儀なくされる数も増加しています。
糖尿病患者さんはもちろんのこと、糖尿病患者さんでなくとも、足に悩みをもっている方は多いでしょう。
病気の無い方は、足に悩みを持ったときに多くの方は・・・
病院には行かず、靴屋さんで相談したり、若い方であればフットケアサロンなどで相談されるケースが多いのではないでしょうか。
その時に、その行った場所で解決しない場合、「では、お客様の住所のお近くだと、○○病院がありますので、そちらをご紹介します」とすぐに対応出来るでしょうか?
そしてまた、病院を受診された場合、その病状に応じた治療だけでなく・・・
「靴の履き方や歩き方の指導」を行ったり、「ここの靴屋さんに行かれたらいかがですか」とまで説明できるでしょうか?
病院では保険の関係ですべてのケアが出来るわけではありません。
その時に足のケアをしてもらう必要の患者さんに・・・
「ここのフットケアサロンでケアしてもらってください」とまで言えるでしょうか?
現在は病院/クリニックと靴・インソール業、フットケアサロンの横の繋がりはほとんどありません。
この繋がりが整備されれば・・・
足にお悩みをもったお客さんもしくは患者さんは、路頭に迷うことなく、最適で必要な場所へ案内されることになるわけです。
我々は、そういった方々へのサポートを行っていきたいと考えています。
私達の目指すもの・・・
さらに、病気の方も健康な方も予防医学の観点から、歩く喜びや楽しみを知っていただき、一人でも多くのみなさんの健康維持や増進、病気の改善にお役立ていただければと願います。
そして、様々々な違った職種の足に関するエキスパートが集まることを生かして、各々の経験や知識を共有することで、さらなる質の向上を目指していきたいと考えています。
役員一覧
理事長
竹内 一馬
医療法人たけうち 六本松 足と心臓血管クリニック 院長
日本循環器学会認定循環器専門医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医
日本外科学会専門医
福岡大学臨床教授
医学博士
日本フットケア足病医学会 評議員
日本靴医学会 評議員
〒810-0035 福岡県福岡市中央区梅光園1-1-11 六本松パークホームズ 1F
℡ 092-707-3828 (予約専用)
副理事
有薗 泰弘
有園義肢株式会社(熊本県八代市)代表取締役社長
義肢装具士
日本フットケア・足病医学会認定師
日本フットケア・足病医学会評議員
日本義肢協会治療用装具委員
〒866-0815 熊本県八代市長田町3300番地
℡ 0965-33-3983
倉冨 英史
シューズクラトミ・有限会社クラトミ 代表取締役社長
ドイツ整形靴研究会(G.O.S.R)会員
日本靴小売商連盟シューフィッター
JWA認定ウォーキング指導員
〒810-0062 福岡県福岡市中央区荒戸1-5-20 シールズ1F
℡ 092-791-8542
理 事
柳瀬 敏彦
医療法人社団 誠和会 牟田病院 病院長
安西 慶三
佐賀大学 医学部 肝臓・糖尿病・内分泌内科学 教授
松田 拓朗
学校法人 福岡大学 福岡大学病院 リハビリテーション部
(公財)健康・体力づくり事業財団・健康運動指導士
スポーツ健康科学 博士
〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈7-45-1
℡ 092-801-1011(代表)
監 事
西田 壽代
足のナースクリニック 代表
社 員:技術協力員
服部 直和
特定医療法人順和長尾病院 専務理事:事務局
服部 文忠
特定医療法人順和 長尾病院 病院長
岡橋 伸浩
株式会社アステム 執行役員
下川 敏弘
社会医療法人喜悦会 那珂川病院 病院長
鶴田 朋子
フットケアサロン フロムペディ 代表
オーナーセラピスト
(社)JFTA認定フットケアスペシャリスト・ネイルケアスペシャリスト
B/S SPANGE 取扱者・指導者
〒862-0976 熊本県熊本市九品寺2-3-7 牛島ビル1F
℡ 096-335-7266
石橋 理津子
佐賀大学医学部形成外科・技術補佐員看護師
足病Ns Ishibashiメディカルoffice 代表
日本静脈学会認定弾性ストッキングコンダクター
日本フットケア学会認定フットケア指導士
日本下肢救済・足病学会認定足病認定師
日本褥瘡学会認定褥瘡看護師
筑後地区糖尿病療養指導士
ホームページ ishibashi-ashi-ns-office
プロフィール(外部リンク)
坂 さとみ
医療法人心信会 池田バスキュラーアクセス・透析・内科
日本フットケア学会認定フットケア指導士
外来看護主任・フットケア専任担当
慢性腎臓病療養指導看護師(DLN)
日本下肢救済・足病学会認定師
福岡糖尿病療養指導士
医科医療事務管理士
〒810-0012 福岡県福岡市中央区白金1-20-3 紙与薬院ビル 1F、2F
℡ 092-526-4810
吉田 のぞみ
日本赤十字社 唐津赤十字病院
日本静脈学会認定弾性ストッキングコンダクター
日本フットケア学会認定フットケア指導士
日本下肢救済・足病学会 下肢認定師
日本糖尿病診療指導士
佐賀糖尿病療養指導士
〒847-8588 佐賀県唐津市和多田2430
℡ 0955-72-5111(代表)
ホームページ karatsu.jrc.or.jp
プロフィール
井上 順子
たけのしたクリニック
日本フットケア学会認定フットケア指導士
福岡糖尿病療養指導士
日本糖尿病療養指導士
〒819-0015 福岡県福岡市西区愛宕4-13-4
℡ 092-834-3211
ホームページ takenoshita.net
プロフィール
中島 さとみ
フット専門店 a Sea 代表
プロフェッショナル・フスフレーガー
フットペルパー認定校福岡校講師
〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目2-57 藤和サンコープ大名306号
℡ 092-403-4624(代表)
活動歴
よく頂く質問について
理事長挨拶
「今日からはじめるフットケア!〜生涯歩行のすすめ〜」出版に際して
NPO法人 足もと健康サポートねっと
理事長 竹内 一馬
医療法人たけうち 六本松 足と心臓血管クリニック 院長
「NPO法人 足もと健康サポートねっと」は、2011年6月15日に設立認証を受けた特定非営利活動法人です。九州圏内の医療関係者(義肢装具士・看護師・理学療法士・医師など)と靴・インソール製造や販売を含めた靴業界、フットケアサロン業界などとの連携を図ることで、足(脚)に悩みをもった方々の問題解決を速やかに行えるようなサポートを行うことを基本理念として設立しました。
近年、超高齢化社会の中、糖尿病の増加が問題になっていますが、足壊疽の発生、そして切断を余儀なくされる数も増加しています。また、「ロコモ」で知られるようになったロコモティブシンドロームも増えています。これは「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になることを意味しています。糖尿病患者さんはもちろんのこと、糖尿病患者さんでなくとも、足に悩みをもっている方は多く、「足のトラブル」は「要介護」や「寝たきり」のきっかけになってしまいます。
2017年に厚生労働省が発表した「簡易生命表」によると日本人の平均寿命は男性が80.98年、女性が87.14年と男女とも過去最高を更新したことが明らかになりました。1990年では男性が75.92年、女性が81.90年だったことを考えると、5年以上も平均寿命が延びてきていることが分かります。平均寿命が伸び、超高齢化社会となったことの影響だけではなく、糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満症などの生活習慣病が増加したこと、交通網の発達や室内娯楽が増えたことなどからの運動量が減少傾向にあることなど、複合的な要因から、足に何らかのトラブルや不安を抱えた高齢者(すなわち足病患者)が増加していると思われます。
NPOは2011年に設立してから「足のトラブル発生→歩けない→要介護→寝たきり」の負の連鎖・悪循環サイクルを断ち切り、歩行を守り、生涯元気で歩き続けられる生活を目指したサポート活動を行ってきました。その活動の一連として、本書「今日からはじめるフットケア!〜生涯歩行のすすめ〜」を出版することにしました。
足・脚の分野に限ったことではありませんが、トラブルは「早期発見・早期治療」が大切ですし、トラブルを未然に防ぐための「予防」もまた大切です。当NPOのメンバーは「予防」から「治療」に渡る「足に関連したエキスパート」が集まっています。その英知を集結させるためにもコアメンバーがそれぞれの専門領域・得意な分野を分担する形で執筆をお願いしました。
本書は「足のトラブル」を抱えている方だけを読者の対象としていません。「足のトラブル」を抱えている方のご家族や「足のトラブル」を未然に防ぎたいと思っている方、元気で生涯を過ごしたいと思っている方、介護関係者、医療関係者、学校関係者、我々と同様な活動を他の地区でも行いたいと思っている同志の方々、などにも広く読んで頂き、1人でも多くの方が「生涯元気で歩き続けられる」お手伝いができればと願います。
単行本「生涯歩行のすすめ 今日からはじめるフットケア! 」より